Neck pain problem many
首痛（寝違いを含む）だからといって、首だけが原因とは限りません。
寝違いを含む首痛は、首に痛みが生じます。首に痛みがあれば首に原因がありそうですが、実は首以外が原因になっている症例も多いです。
首以外が原因でどうして首に痛みが生じるのでしょうか？ その説明をはじめる前に、まずは背骨についてお話しいたします。
背骨は24個の小さな骨が連なった集合体です。上から7つまでが頚椎であり、これがいわゆる首の骨にあたります。
頚椎の下には、12個の胸椎があり、その下には5つの腰椎があります。
まとめると、頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個で、この24個の骨で背骨を形成しています。
首を動かす動作のとき、例えば横に倒すとします。
首をほんの少しだけ横に倒すと、頚椎の7個だけが動きます。つまり首だけが動きます。しかし、首を深く横に倒したときには、首だけだを動かすと、首がポキンと折れていまいます。ですから、頚椎に加えて、頚椎の下にある胸椎と、場合によっては、胸椎の下にある腰椎も連動して横に倒れます。
つまり、背骨全体がしなるように動くのです
この背骨全体がしなるという動きが、首に痛みを感じていても、首以外に原因がある理由となります。
詳しくは次項にてお話しいたします。
首を少しだけ動かすと、首（頚椎）だけが動く。それ以上動かすと、胸椎や腰椎も動く。
胸椎や腰椎の可動不全によって、首痛が起きているのかもしれません。
首を深く横に倒すと、胸椎や腰椎も動くと、前項にてお話しいたしました。
もし、そのさいに胸椎と腰椎がスムーズに動いていないと、どのようなことが起きるでしょうか。
本来は胸椎や腰椎も動いて背骨全体がしなるはずなのですが、胸椎や腰椎が動かないために、首だけを無理やり急角度に曲げてしまうことになります。
無理やり急角度に曲げれば、首に過度な負担がかかるのは、言うまでもありません。その負担によって首痛（寝違いを含む）が起きるのです。
実はこの状態が原因になっている首痛はとても多いです。
痛みがあるのは首であったとしても、原因は頚椎（首）ではなく、胸椎と腰椎の可動不全（動きの悪さ）です。
首を横に倒すを痛い首痛だけでなく、前後に動かす動作や、捻る動作の首痛も同じです。
胸椎や腰椎への整体に加えて周辺筋肉のケア。さらには骨盤矯正も行います。
首（頚椎）が原因になっている首痛ももちろんありますが、胸椎と腰椎の可動不全が原因の症例が非常に多いです。それをふまえて当院では、頚椎に加えて、胸椎と腰椎のケアも行います。
また、可動不全は骨（胸椎や腰椎）そのものではなく、周辺筋肉の緊張が、骨の動きを悪くしている場合もあります。骨のまわりの筋肉が過緊張を起こして硬くなっていると、骨の正常な動作を邪魔してスムーズに動かなくなってしまいます。その場合は整体によって筋肉の調整も行います。
さらには、必要と判断すれば骨盤矯正も行います。腰椎はいわゆる腰の骨にあたりますが、骨盤は腰と密接にかかわっています。腰椎が首痛の原因になっている場合、骨盤のケアが必要な症例もあります。
このように当院では、首だけの整体ではなく、他の部位もしっかり調整いたします。
大阪市の天王寺区にある整体院です。
- 整体院
- ことは整体
- 所在地
- 大阪市天王寺区上汐6-4-16
1階の店舗です。 大阪市営地下鉄谷町線の「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」より徒歩で約1分。 天王寺警察署のすぐ近くです。 - ご連絡
- ご予約・お問い合せ