慢性痛の原因は骨だけではありません。
筋肉も不調を引き起こします。
筋肉
the true nature of distortion
不調の根本原因は「骨の歪み」という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
以前は確かにそのようにも考えられていましたが、近年になってその考えは改められはじめています。
骨の歪みによって不調が起きることは、やはりあります。ですが、骨自体が歪んでいるのではありません。骨は筋肉によって歪められている、というのが新しい見解になります。
つまり、歪められている骨ではなく、骨を歪めている筋肉が、不調の根本原因ということです。
では、どのくらいの割合で、そういった筋性症状(筋肉が骨を歪めている症例)はあるのでしょうか。
実は慢性症状の約8割が筋性症状といわれています。筋肉によって骨が歪んでいる症例が、思いのほか多いのです。
不調改善には骨格矯正も大切で、当院でも骨の歪みにアプローチすることがあります。ですが、筋肉への整体も非常に重要です。
目 次
筋肉が引き起こす不調は、拘縮が原因になっています。 筋肉が原因の症状は、相当辛いこともあります。 歪められている骨にではなく、歪めている根本原因にアプローチします。
筋肉が引き起こす不調は、拘縮が原因になっています。
筋肉が引き起こす骨の歪みと、それに伴う症状の仕組みをご説明します。
筋肉は疲労が蓄積されたり過度な負担がかかると収縮して硬直します。ぎゅーっと縮こまって、ガチガチに硬くなった状態です。これを拘縮
といいます。
この拘縮によって骨が歪み、不調が引き起こされるのです。
イメージしやすい背骨で、さらに詳しくご説明します。
背骨には筋肉が左右対称にくっついています。
片方の筋肉だけに拘縮が起きると、どうなるでしょうか。ぎゅーっと縮こまった筋肉に引っぱられて、背骨がそちらにずれてしまいます。
これが背骨が歪む(ズレる)という状態の正体で、背骨自体が歪んでいるわけではありません。縮こまった筋肉に引っ張られて歪んでいるのです。
そして、この骨の歪みによって神経や血管が圧迫され、痛みなどの不調が引き起こされます。これが筋性症状の仕組みです。
レントゲンなどで骨の歪みが見つかったとしても、実際は筋肉に引っ張っている症例も珍しくありません。
椎間板ヘルニアや坐骨神経痛も、筋性症状であることは珍しくありません。
筋肉が原因の症状は、相当辛いこともあります。
骨自体が歪んで起きる症状もあります。ですが、そういった症状は長く続かないと言われています。長くて数ヶ月とされており、痛みもさほど強くありません。
ところが、筋肉が原因で起きている症状は、何年も続くことが頻繁にあります。そのうえ痛みが強く出ることも珍しくありません。
骨の歪みのほうが大変・・・というイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。しかし、実際は筋肉から起きる症状のほうが辛いのです。
歪められている骨にではなく、歪めている根本原因にもアプローチします。
前項でお伝えしたとおり、骨の歪みの根本原因が、筋肉の
拘縮
ということがあります。もし、背骨に歪みが見つかって正しい位置に矯正したとしても、拘縮した筋肉を放っておくとどうなるでしょうか。
縮こまった筋肉に引っぱられて、再び背骨が歪んでしまいます。
筋肉が原因になっている場合は、歪められている骨ではなく、筋肉へのアプローチが重要です。もちろん背骨だけでなく、骨盤や四肢の骨も同じです。
とはいえ、なかには骨格矯正を施したほうが良い症例もあり、当院でも骨格矯正などを行うことがあります。
ですが、頑固な歪みほど筋肉の影響を強く受けています。当院では骨の矯正はもちろんのこと、筋肉への整体も念入りに行います。
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