こむら返りの整体(症例)です。大阪市天王寺区ことは整体の施術例「両足のこむら返り」をご紹介します。
施術内容・・・こむら返り(腓返り)
両足のこむら返り【30歳代女性】
こむら返りの状態・これまでの経緯・当院が考える原因など
毎朝、4時〜5時頃に両足が同時にこむら返りを起し、仕事終わりなどに、ふくらはぎの重だるく感じる事が多いそうです。
こむら返りは、ふくらはぎの筋肉の過興奮、過緊張が数秒〜数分持続する症状で、特に腓腹筋に起こりやすい為に腓腹筋痙攣とも言われます。こむら返りの特徴としてあげられるのは強い痛みです。睡眠中でも目が覚めてしまう痛みがあり、下肢(足)の疲労により発生しやすくなると考えられています。
ただ、今回ご相談いただいた方の場合は、両足同時にこむら返りを起しますので、下肢の疲労が原因とは考えにくいです。
と言うのも、人間には利き足があり、無意識で左右どちらか一方の足をよく使います。当然、そのよく使う足(利き足)の方が疲労しますので、両足が同じように疲労する事はありません。
両足のこむら返りを下肢の疲労が原因と考えると、両足が全く同じように疲労している事になりますので矛盾します。
矛盾があるなら別に原因がある筈ですが、こむら返りなどの足の症状だけではなく、腕や肩などでも左右対称に症状が起きる場合、症状が出ている部位に原因がある事は稀です。では、何が原因なのでしょうか?
実は、左右対称の症状の場合、左右対称に影響する部分、つまり身体の中心ライン上に原因があります。こむら返りとは全く関係ないような、足から離れた部位がこむら返りを引き起こす主原因になっています。
足に起こる症状(こむら返り)でも、足に原因があるとは限りません。
具体的な整体の内容
身体の中心ラインには、おでこ、鼻、顎、首、腰などがありますが、最も原因になりやすいのではお腹です。腹筋の中心ラインをチェックすると、みぞおち辺りの筋肉がガチガチに緊張し、軽く触れる程度でも痛みがあります。
腹筋が緊張すると下半身の血流が悪くなる為に足が冷え、こむら返りだけでなく、むくみ、生理痛などの原因にもなりますので腹筋のケアは重要です。
そこで、全身の歪みをある程度整えてから、腹筋の緊張を念入りに緩めて院内を歩いてもらうと「足が軽くなった気がする」と喜んでいただきました。
他に気になると事がないか聞いてみると、左肩がだるいそうなので、腹筋の中心ラインから、ほんの少しだけ左側を調整すると、肩だけでなく、さらに足が軽くなったそうで、足に触れてないのに足が軽くなったのが不思議とお話されてました。
繰り返しになりますが、こむら返りでも足に原因がない症例は多々あります。全身をトータルに考える事が大切ですね。
2週間後の2回目の整体で足の状態を確認すると、毎朝起きていたこむら返りが、3日〜4日に1回に減ったそうです。2回目も腹筋を中心に整体し、3回目の整体を開始する前に確認すると、2週間で2回だけだったそうです。
腹筋はご自分でも調整が出来るので、ご自分で腹筋をケアする方法と、こむら返りの予防体操をお伝えして、こむら返りを起す回数が増えてくるようでしたら、お越しくださいとお伝えして終了となりました。
--- 整体内容のまとめ ---
1回目:全身整体と、腹直筋の調整
2回目:全身整体と、腹直筋、腹斜筋、大胸筋の調整
3回目:全身整体と、腹直筋、腹斜筋、大胸筋の調整(終了)
整体院:ことは整体
所在地:大阪府大阪市天王寺区上汐6-4-16 北井ビル1階
最寄駅:大阪市営地下鉄【谷町線】の四天王寺前夕陽ヶ丘駅から徒歩1分
◎天王寺駅・谷町九丁目駅から1駅
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【整体院名】ことは整体
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【電話番号】06-6773-4555