大阪で整体なら大阪市天王寺区「ことは整体」に。今回のコラムは「階段での膝痛」です。
2019年11月6日
Sさんという女性に膝痛の整体をさせてもらいました。半年前から右膝の内側に痛みがあるそうです。ご本人が言うには、膝が痛くなるようなことはしていないそうなのですが、ある日、膝が少し痛いのに気づき、その痛みがだんだんひどくなって今に至っています。
膝痛に限らず、どのような動作で痛みが起きるかというのは、整体をするうえでとても重要です。症状についていろいろとお話をおうかがいすると、階段をのぼるさいにかなり強い痛みがあるそうです。日によってマシなこともありますが、手すりを使わないと不安でのぼれないとのことです。
ただ、階段をくだるさいはまったく痛みがないらしく、平面を歩くときも、正座をしているときも、階段のくだりと同様に痛みがないそうです。
ここまでで重要なのは、正座をしても痛くないというところです。正座は膝間接が急角度に折れ曲ります。膝間接にかなりの負担がかかる座り方ですから、正座をしても痛くないのであれば、膝間接には問題がないはずです。
膝間接(骨)に原因がない症状の場合、ほとんどが筋肉に原因があります。正座が問題なくできるのであれば、骨ではなく筋肉が原因の膝痛だと思われます。
膝痛に関係する筋肉はたくさんありますが、それは痛みが起きる動作である程度絞りこめます。Sさんの場合は階段をのぼるときに強い痛みがあります。つまり、階段をのぼるときに働く筋肉が痛みの原因になっています。
階段をのぼる動作では、膝だけでなく、股関節や足首も動きます。その部分の筋肉も膝痛の原因になりますので、初回は膝、股関節、足首の動作に関係するすべて筋肉を整体させてもらいました。
2回目のご来院時に痛みの状態を確認すると、手すりを使わなくても階段があがれるようになったそうです。でも、まだ痛みがゼロにはなっていませんので、2回目の整体も、膝、股関節、足首にかんするすべての筋肉を整体させてもらいました。
3回目の整体時でも痛みの状態を確認すると、はじめてご来院いただいたときより、だいぶ痛みがマシになったと喜んでもらいました。ただ、やはり少し痛みがあるそうですので、膝、股関節、足首の筋肉にアプローチしました。
すると、初回と2回目の整体でさわった筋肉のだいたいが問題がなさそうでしたが、ふくらはぎだけがカチカチで、軽く指で押さえると、鋭い痛みがあるそうです。
実はこうやって、数回整体したのちに、根本原因がはっきりすることがよくあります。全体的に筋肉が硬くなっていると、根本原因が隠れてしまっています。ですが、整体をして筋肉がだんだんゆるんでくると、根本原因の部位だけに硬さが残りますので、悪い部分がはっきりするんです。おそらく、Sさんはふくらはぎに問題があったのだと思われます。
実際にふくらはぎを整体させてもらうと、膝の痛みをまったく感じなくなったそうです。やはり、ふくらはぎが膝痛の原因だったようです。
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