ジャンパー膝(膝蓋腱炎)の整体なら大阪市天王寺区「ことは整体」に。膝の不調も当整にお任せください。
2017年3月24日
スポーツをされている方の膝のトラブルで、ジャンパー膝という症状があります。膝蓋腱炎ともいわれるもので、バレーボール、バトミントン、バスケットボール、サッカーなどのジャンプをよくするスポーツで起こる膝痛です。
ときどきジャンパー膝の整体を当院でもさせていただくのですが、現在もバトミントをしている四十代の女性のEさんに整体をさせてもらっています。
ジャンパー膝の原因は大腿四頭筋(太ももの前面の筋肉)の緊張だといわれています。でも、実際に整体をさせてもらうと、別の場所が原因になっていることが多々あります。Eさんの場合もそうでした。
Eさんの痛い場所は膝の下で、膝を曲げたさいに痛みがあります。そこで、うつ伏せになってもらって、試しに膝を曲げてもらうと、やっぱり痛みがあるそうです。でも、ご本人には力を抜いてもらって、私が足を持って曲げると痛みは起こりません。
つまり、自動運動(自分で曲げる)で痛みが起こり、他動運動(他人が曲げる)では痛みがありません。ということは、自動運動と他動運動の違いに、膝痛の原因があるはずですね。
先述しましたが、ジャンパー膝の原因は、太ももの前面にある大腿四頭筋といわれています。でも、この筋肉は、自動運動でも他動運動でも、膝を曲げると伸びるだけです。つまり、どちらの運動の場合も、筋肉の働き方は同じです。
もし、大腿四頭筋がEさんのジャンパー膝の原因ならば、自動運動でも他動運動でも、同じように膝が痛くなるはずですね。働きが方が同じならば、同じように痛みが起きて当然です。大腿四頭筋が痛みの原因と考えると、つじつまが合いません。
では、どこか原因でしょうか? 最初に戻りますが、自動運動と他動運動の違いに原因があるはずです。二つの運動で異なる働きをするのは、実は太もも前面の大腿四頭筋ではなく、太もも後面のハムストリングです。
ハムストリンは自分で膝を曲げる自動運動では力が入ります。でも、他人が曲げる他動運動では力が入りません。ご本人は力を抜いているのですから、当然といえば当然ですが。
説明が少し長くなりましたので、上記の内容をまとめてみます。
【1】自動運動では痛みがあり、他動運動では痛みがない。
【2】【1】だとすれば、自動運動と他動運動の違いに原因がある。
【3】大腿四頭筋は自動運動でも他動運動でも同じ働きをする。
【4】ハムストリングは自動運動と他動運動では異なる働きをする。
【1】〜【4】をさらに簡潔にまとめてみると『自動運動と他動運動の違いに原因があり、自動運動と他動運動の違いはハムストリングの働き』となります。
上記のまとめた内容が正しいとすれば、ハムストリングが膝痛の原因になっているのは明らかですね。そこでEさんにはハムストリング中心の整体させてもらいました。
初回の整体では症状にほとんど変化がありませんでしたが、2回目の整体で3割くらいまで痛みがましになったそうです。3回目で1割くらいまでになり、週明けに4回目の整体をさせていただく予定になっています。
まだ完全に症状がなくなったわけではありませんが、痛みが和らいできたということは、おそらくハムストリングを原因と考えて正しかったのだと思います。
確かに大腿四頭筋がジャンパー膝の原因になっている場合もありますが、そうではない場合もあります。どう動かすと痛いなど、皆さんのお話をしっかり聞くことが、やっぱり最も大切ですね。
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