大阪で整体なら大阪市天王寺区「ことは整体」に。今回のコラムは「股関節痛の原因は股関節?」です
股関節痛の原因は股関節?
2017年10月17日
Oさんという男性に、足の付け根の痛みをご相談いただきました。足を持ちあげると、鼠蹊部から太ももの前にかけてが痛くなります。他院では股関節に問題があり、足を持ちあげると神経を圧迫して痛みが起こると伝えられたそうです。
でも、おそらく股関節(骨)が原因ではありません。というのも、Oさんはデスクワーク中心のお仕事をされているのですが、仕事中に股関節が痛くならないからです。
上記のイラストを見てもらうとわかる思いますが、足を持ちあげるのも、座っているのも、どちらも股関節の角度は90°です。ということは、足を持ちあげたときに神経を圧迫するのならば、座っているときにも神経を圧迫しているはずです。
それを前提に考えてみると、もし股関節(神経の圧迫)が痛みの原因であれば、座っているときにも痛くなって当然ですね。股関節を同じ角度に曲げて、同じように神経を圧迫しているのですから、同じように痛みが起きないほうがおかしいです。
でも、座っているときは痛みが起こりません。股関節が痛みの原因をすると、症状と原因のつじつまが合わなくなります。合っていないということは、股関節(神経の圧迫)が痛みの原因ではない証拠ですね。
痛みの本当の原因は、足を持ちあげるのと、座っている状態では、なにが違うのかを考えてみればわかります。座っているときは股関節がただ90°に曲がっているだけです。でも、足を持ちあげるときは力を使います。つまり、ふたつの違いは、筋肉を使っているか使っていないかです。
座っているときは単純に股関節が曲がっているだけですが、足を持ちあげるときは股関節の屈曲筋を使っています。股関節の屈曲筋を使ったときのみ痛みが起きていますから、Oさんの痛みの原因は股関節の屈曲筋です。
ロジカル・アプローチでも説明していますが、当院では上記のように、症状と原因のつじつまを合わせて整体をすすめていきます。もちろん、解剖学などの知識も大切ですが、症状と原因のつじつまを合わせるというのも、お身体にアプローチするさいに必要な考え方です。
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