整体は大阪市天王寺区の「ことは整体」に。今回の内容は「正座で膝が痛い」です。
正座で膝が痛い
2012年6月24日
先日、膝痛でお悩みの方をお二人続けて整体させていただきました。
30歳代女性のKさん、40歳代女性のWさんのお二人で、お二人共に正座をすると左膝が痛いそうです。同じような症状に思えますが、実際に身体を動かしてもらい、どのタイミングで膝に痛みが出るかをチェックすると、原因の違う膝痛だと分かります。
Kさんは正座をしてる時に最も痛みが強くなります。正座は膝関節が急角度に折れ曲がってしまい、膝自体に大きな負担が掛かりますので、膝、または膝に近い部位に原因がある可能性が高いです。
一方、Wさんは正座をしようと少し屈んだ時に最も痛みが強くなり、正座をしてしまえば痛くはありません。
こう言った場合は、膝自体に問題はありません。膝に問題があれば膝関節が急角度に折れ曲がる正座で痛くなる筈ですが、正座では痛くはないのに、膝関節があまり曲がっていない、少し屈むだけの姿勢で痛みが起こるなら原因が別にあります。
実は、少し屈む姿勢で最も負担が掛るのは、膝関節ではなく筋肉です。
立ってもいない、座ってもいない、バランスの悪い少し屈む姿勢を支える為に、お腹、腰、股関節、お尻などの筋肉に過度の負担が掛かります。つまり筋肉に負担が掛かった時に痛みが起きますので、筋肉が原因の「筋性膝痛」の可能性が高いです。
しかも、膝から少し離れ、一見すると膝痛とは関係ないような、腹部、腰、股関節、お尻などの筋肉に原因がある場合が多いです。特に股関節や腰のケアが重要で、膝痛に加え股関節痛や腰痛を同時に発症してる方も多いです。
このように、同じような膝痛に思えても、痛みが起こる動作やタイミングを確認してみると、異なる原因の膝痛であったりします。やはりお話をしっかりお伺いする事がとても大切です。
ちなみに、Kさんは膝に水がよく溜まるそうで、それを解消する為に痛いのを我慢して毎日ストレッチしていたそうです。ストレッチなどの軽い運動はとても良いとは思いますが、痛みを我慢して無理に続けるのはよくありません。
膝や足首に水が溜まるのは炎症を抑える為です。関節が擦れるなどして炎症を起すと、それを冷やす為に水分が集まってきます。これが水が溜まる状態で、火傷をした時に出来る水ぶくれと同じ原理です。
炎症を起していますから、無理に身体を動かすと炎症が広がり悪化してしまいます。気を付けてストレッチしてくださいね。
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